2009年5月24日日曜日

ミミズコンポストが凄いワケ

ミミズコンポストが凄いワケ

ミミズコンポストは天然のエコロジー

今度ダンボールを使ったミミズコンポストを作成してみようと思っていますが、
いかがなもになるかと楽しみ。

ミミズを使って生ゴミを分解させて、堆肥に作り変えことができること自体凄い。

人類が滅亡して200年も経つと地球はほぼ完全に原始の環境に戻るらしいですが、
ミミズもその大きな立役者なんでしょうね。

ミミズコンポストの長所は家庭菜園用に少しの堆肥でも効率よく作れる点。

堆肥作りには発酵熱を保つ必要がある関係上、量が多いほど作りやすいのですが、
家庭菜園、特にプランターで作る分にはそんな堆肥があっても処理に困ります。

そこで活躍するのがシマミミズを使ったミミズコンポスト

しかも、良質な堆肥が作れる上に簡単に始められる。
このコンポストはこれから普及していくのではないでしょうか。

野菜のくずを捨てずに、ミミズコンポストに投入。

ミミズや微生物が堆肥を育てる。それをプランターを使った家庭菜園に
投入する出来た野菜を食べる、料理は、ソーラーパネルの電気で作る。

これって究極のエコですよね。

こんな生活がカッコイイ時代に突入しつつある。

でも、これって昔の人が日常の生活の中で普通にやっていた営み。

日本には、里山と雑木林があってそここのようなエコ循環が、
ごく普通に行われていた。

この辺りの自然との共生的な感覚は肉食人種には理解できないでしょうね。

このようなことをミミズコンポストから考えるのであしました。

ミミズコンポストのウジ撃退マニュアル

ミミズコンポストのウジ撃退マニュアル

ウジ撃退には絶大な効果を発するのがコンポストキャップ
古着のTシャツを使います。簡単に作れますから安心してください。

1、まず、不要になったTシャツを裏返しにする。

2、首周りを縫い合わせる3、袖口を縫い合わせて、
帽子みたいにして出来上がり。

要するに、コンポストにかぶせるキャップを作ればいいわけなので、
別にTシャツじゃなくても、シーツでも問題ありません。

パソコン用エアースプレーをソバにおいて置き、
小バエを見つけ次第吹き飛ばすのよいでしょう。

ミミズコンポストの周りを広めにスペースをとる。

ベランダなどにゴチャゴチャものが積んであるようなところで育てると、
小バエのミミズコンポスト襲撃の前線基地を作るのでお勧めしません。

また、新聞紙の有効活用も効果があります、
生ゴミを外界から覆うようにして遮断しましょう。

コンポストの周りに小バエの天敵を増やすという意味で
クモなどを飼のもよいかも。

さらに、虫除けスプレーをコンポスの周りにシューと吹きかけておくのも
よいです。

これで、万全ですね。

でも、生ゴミ本体に虫の卵が入っていたら元も子もないので、
注意が必要。

家庭用生ごみの管理は日ごろからしっかりしておきましょう。

ミミズコンポストを置く場所

ミミズコンポストを置く場所

ミミズも生き物、人と同じように呼吸します。
したがってコンポストの設置場所はまず、通気がよいこと。

それを考えるとまず、思い浮かぶのがマンションのベランダ。
北向きだとよいかもしれない。

適温は20度±5度といったところ。北向きにしたのは
ミミズをまぶしさから守るためです。

ミミズが適した場所におくのはよいが、なにしろ気になるのが
コバエ対策。ウジが多量に発生した日には目も当てられない。

さらに悪いことは、ミミズとウジはコンポストの中でも住み分けてしまい
ミミズが底のほうへ移動し、固まって全然生ゴミを分解してくれません。

土日はひたすらウジ取りに専念、子供達は最初気持ち悪
がっていましたが、いまでは平気なようです。

こどもって凄い順応力ですね。

最近大人でも虫を怖がる女の人がいたりしますが、
将来子供達がそのようにならないために今から鍛えておくのもよいのかもしれません。

バンコクに行ったときはゴキブリの嵐、海外旅行にもいけないくらい
虫嫌いに育ってはかわいそうですからね。

ミミズコンポスト作り方のコツ

ミミズコンポスト作り方のコツ

1、いっぺんにコンポストに生ゴミを投入しない。ミミズさんがビックリします。  
始めは少しづつ、分解したのを確かめながら徐々に量を増やしていきます。

2、生ゴミはなるべく細かく分解されやすいようにする。

3、コンポストの中の湿気を忘れない、でないとヤツラが干からびてしまいます。  
新聞紙を湿らしたものを使うと便利。

4、生ゴミの中に塩分は控える。 

微生物に堆肥作りを依頼するのもいいですが、ミミズを使ったコンポストでは
最高の堆肥ができるところがうれしい。

でも、それには、少しコツがいります。

それはなんといってもミミズの扱い方、
ミミズさんに快適な環境を提供しなければなりません。

そのもっとも最たるものが余計な水分の投入。
主にその原因は生ゴミ水分をよく切らずにそのまま投入してしまうケース。

自然と水分過多となってしまいます。堆肥内の水分量は約半分強が目安。
これは経験でないと分かり図らいかもしれませんが。なるべくこの値に近づくように
注意を払ってください。

ミミズというのは人間と微生物との中間に位置する生物。
いわば、エコ計画の仲介役として、実に有用な生き物。

でも、とてもデリケートで自分の住む環境に不満があると
平気で恩を忘れて集団で大脱走します。

ミミズコンポストで堆肥作り準備

ミミズコンポストで堆肥作り準備

ミミズコンポストを作るには、シマミミズ必要。
それも、5千匹くらい。かなりの量になります。
ダマになるくらい。

始めは気持ち悪いかもしれませんが、そのうちかわいくなります。
ペットを飼うような気持ちです。

ただし、通販で買うと1万円超えてしまうことも、
だったら少し手にいれて自分で養育することをお勧めします。

やっぱりそのくらいやんあにとエコ気分にはなれないですよね。
仕込みはミミズからです。

1万円っていうのはたいしたことないようですが、
野菜の値段に換算すると結構な金額になったりする。

そこで、節約を目指すなら、釣りえさ店で少し手に入れて、
後は自分で飼育して増やします。

その方法は他のカテゴリで説明することにして、
まずはとにかミミズコンポストを作ろうと決心したら、
まず、シマミミズを手に入れてください。

そこら辺の土に埋まっているフトミミズじゃだめです。
くれぐれもご注意を、あとで大変なことになります(笑)

シマミミズというのは一般に見られるフトミミズとは異なり、
地面にもぐって有機物を分解はしません。

ミミズさえ手に入れば後は簡単、コンポストを設置するところさえあれば、
マンションのベランダなどで飼育するとよいでしょう。

ただし、ミミズが大脱走することがあるのでしっかりと管理はしておます。